高齢者の住まいの種類と供給数 |
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現在の高齢者住居・施設は法律によって大きく11種類に分類されます。
有料老人ホームは自立・要介護のいずれでも入居できますが、介護サービスがホーム職員から提供される介護付有料老人ホームと、外部の訪問介護サービスやデイサービスを利用する住宅型有料老人ホームに分けられます。 サービス付き高齢者向け住宅は安否確認や生活相談などの基準サービスを備え、都道府県に登録した住宅です。 グループホームは要介護1以上で認知症の診断書が入居の要件となります。 ![]() 現在の種類と供給戸数は、下記表の通りです。 ![]()
65歳以上の高齢者を対象とした住まいや施設は約170万人分相当が用意されています。高齢者100人に対して5人から6人が入所できる計算です。
特養や老健に入りたいと希望しても、待機者が多くなかなか入れないと言われているように、希望する高齢者が必ずしも高齢者の住まいや施設に入所できる状況にはなっていません。海外と比較してみても高齢者施設の開設数はかなり低く、もっともっと数を増やさなければなりませんが、税金で作ってきた特養などの施設は、高齢者の急増や社会保障費の増大で、毎年増やしてはいても追いつかない状況が続いています。高齢者の住まいや施設作りはより一層困難な時代に入り、入所したくとも思い通りに入所できない状況が今後も続くことでしょう。 ![]() |
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